体の片側にピリピリした痛みがあり赤い斑点があらわれ水ぶくれができているかも！？

このような症状にお悩みの方、それは帯状疱疹かもしれません…。

今回は帯状疱疹についてご紹介いたします。

帯状疱疹とは？

身体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。

身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。

水ぼうそうにかかったことのある人なら誰でも帯状疱疹になる可能性があります。

皮膚の症状はいつになったら治る？

通常2～3週間で治ります。ぶつぶつが出てから約1週間は発疹や水ぶくれが新しくできて拡がりますがその後治癒に向かいます。

赤い発疹⇒水ぶくれ⇒ただれ⇒かさぶた

治療の薬は？

基本は抗ウイルス薬です。抗ウイルス薬によりウイルスの増殖を抑制することで病気の期間が短縮され痛みの緩和も期待できます。

※抗ウイルス薬はウイルスを殺すのではなくウイルスが増えるのを抑える作用をもつので効果が現れるまでに数日かかります。

飲み始めてすぐに効果が現れなくても、服用量を増やしたり、途中でやめたりしないできちんと服用してください。

日常生活の注意点は？

アルコールは血管を広げて炎症や痛みをひどくしてしまうことがあります。

患部が冷えると痛みがひどくなりますのでできるだけ温めて血行をよくしましょう。

帯状疱疹は疲れがたまっていたり体の抵抗力が落ちていたりするときになるので早く回復するためにも栄養と休養をたっぷりとることが大切です。

生活のリズムを整えて激しい運動や過労を避け、心と体の安静を心掛けましょう！

　　　　　　　　　

 

★帯状疱疹は早期に適切な治療を行うことで症状を軽くし合併症や後遺症である帯状疱疹後神経痛のリスクを減らすことができます。

帯状疱疹かな？と思ったら早めに医師にご相談ください。

ご来院お待ちしております。