乾燥肌…皮脂欠乏症かも?
皮脂欠乏症とは?
角質の水分を保持する力が低下することにより皮膚が乾燥したことを皮脂欠乏症といいます。
お肌のうるおいに必要な物質
お肌の水分を保持する力は
①天然保湿因子
②皮脂
③細胞間脂質
という物質が必要です。皮脂欠乏症はこれらの物質が少ないため乾燥しやすくなっています。
治療
ヘパリン類似物質やワセリン系の保湿剤でしっかり保湿をすることが基本となります。また、湿疹ができている場合にはステロイド外用薬を用いて治療していきます。
また、痒みが強い場合は抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬といった内服薬を併用します。
痒みを助長する?!生活で気を付けたいこと
①熱いお湯や長風呂は避けましょう。
②ナイロンタオルでごしごし洗わないようにしましょう。皮脂を取りすぎてしまいます。
③冬は空気が乾燥します。適度な湿度を保ちましょう。
④肌着は刺激がないものを選びましょう。
⑤掻くと湿疹になりかゆみが増してしまいます。掻かないようにしましょう。
⑥アルコールや香辛料などは体が温まり痒みが悪化します。取りすぎないようにしましょう。
参照:マルホ株式会社 もしかして皮脂欠乏症?
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