水いぼ
暖かい季節になり、お子さんの水いぼを気にされる方が多くなってきたのではないでしょうか。
そこで今日は水いぼについて解説していきます!
水いぼとは?
医学的には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といいます。
光沢のあるイボでお腹などの皮膚の薄いところや脇などのこすれるところにできるのが特徴です。また、水いぼが消失するまでは個人差があり、小学高学年にならないと消えない方もいます。
水いぼは人にうつるの?
水いぼは人にうつる皮膚の感染症で子供に発症することが多いです。
水いぼのある方との肌の接触やタオルなどの物を共有することでうつります。ただし大人は免疫が備わっていることが多く大人に感染することはまれです。
学校にいっても大丈夫?
水いぼになっても学校や保育園などを休む必要はありません。
プールに入っても大丈夫?
プールの水で移ることはありませんので入っても構いません。ただし、肌の接触やタオルや浮き輪などの共有でうつるため注意が必要です。
また水着でおおわれていない水いぼは、防水テープを貼るなどして周りの子に配慮しましょう。
※ただし学校や保育園、プール教室によっては制限がある場合があるようです。施設に確認していただきそちらの規則に従ってください。
治療は?
当院での治療は2種類あります。
一つ目は水いぼを摘除する治療です。摘除する際はやや痛みがありますので当院では購入していただいた麻酔のテープを事前に貼ってきていただいてから予約制で摘除を行います。
二つ目は水いぼクリームを使用しての治療です。自費になりますが、クリームを塗るだけなので痛みがありません。個人差はありますが約2~3か月で消失します。”痛い思いをさせずに治療してあげたい”とお考えのかたにおすすめです。
また、痒みが強い場合は保険でお薬を処方することも可能です。まずは医師にご相談ください。
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