腕のブツブツ(毛孔性苔癬)
冬の間すっかり忘れていた腕の「ブツブツ」気になってませんか?
「毛孔性苔癬」
二の腕のブツブツ、ザラザラの原因として最も多い「毛孔性苔癬」。「毛孔性角化症(もうこうかくかしょう)」とも呼ばれる遺伝性皮膚疾患です。
若い人に発生しやすく、30代以降になると自然に消えていく場合が多いです。ただし中には、40代、50代になっても治らない方もいます。
他人に感染することはないのですが見た目を気にされる方が多い印象です。特に、腕を出す時期は気にされるようです。
~原因~
ターンオーバーの乱れにより古い角質が毛穴にたまることが原因で発生します。毛穴に角質がたまることで皮膚が盛り上がり、ぶつぶつとなってしまう。
遺伝による影響もあると考えられています。
~治療~
角質を柔らかくするサリチル酸や尿素を配合した塗り薬、保湿剤などの外用薬を処方することが多いです。
顕著な改善は難しいですが「薄くなってきた」と、言っておられる患者さまもいらっしゃいます。
背中など毛孔性苔癬もニキビもできやすい部位だったりもしますので、自己判断せずに皮膚科を受診しご相談ください。
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