涼しくなった今蚊に刺されに注意
ようやく暑い夏が終わろうとしているこの時期に注意が必要なのは蚊に刺されです。
蚊が最も活発に活動するのは気温が22℃~30℃くらいだと言われています。
症状
蚊に刺されると大人の場合は直後にプクッと小さな発疹ができ1~2時間で収まることが多いです。幼児の場合刺された直後は無症状であっても1~2日後に大きく腫れたり水ぶくれができてしまうことがあります。
またそれだけではなく病原体を持っている蚊に刺されることによって感染症を引き起こすこともあります。このことを【蚊媒介感染症】といいます。
蚊媒介感染症
蚊媒介感染症にはデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、マラリアなどがあります。
これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。
主な症状としては軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などがありますが最悪の場合死に至ることもあります。
新型ウイルスコロナの感染が落ち着き海外渡航ができるようになった今、海外に行く際や帰国した際には注意が必要です。
感染予防のためには
・できる限り肌の露出を控えましょう
長袖長ズボンを心掛け肌に密着する服は上から刺されてしまう可能性もあるのでゆったりとした服を選びましょう。
また蚊は濃い色を好むので白や黄色など明るい服を選ぶとよいでしょう。
・蚊がいそうな場所をなるべく控える
蚊は水たまりや、公園・草むら、竹藪などの近くに生息しています。夕方などの日が陰る頃に活発になりますのでできるだけ避けるようにしましょう
・汗をこまめに拭く
汗を察知して近づいてくるのでこまめに拭きとるのが効果的です。
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